2018年1月22日月曜日

360°の手術室

こんにちは。医局員Hです。

先日当院の手術室で、とある撮影が行われました。今日はその様子をご紹介したいと思います!



全身麻酔で手術を受けるとなると、誰でも緊張しますよね。もちろん、麻酔や手術については事前に十分な説明をし、なるべく安心して手術を受けていただけるよう心掛けています。

ただ、 小さなお子さんが手術を受けられる場合には、言葉で説明することに限界があるため、手術当日、子供達は突然日常とは全く違う環境に置かれることになります。

こうした子供達のために、手術室ってどんなところ?どんな人達がいるの?麻酔って何をするの?
ということを、実際の映像とともに体感できるシミュレーションビデオを製作することにしました。

このシミュレーションビデオによって、非日常の空間である「病院」「手術室」に少しでも慣れてもらい、子供達の恐怖心を和らげることができたらと考えています。
また、子供達が手元から離れた後どのような環境に置かれるか、御家族に伝えることにも役立つのではないかと期待しています。



休日の手術室を貸し切って行われた撮影会。この日の主役は、360°どの方向も撮影可能な、3Dカメラくんです!!(値段にすると○百万円もするらしい…機械に疎い私もテンションがあがる)



このカメラを患者さんに見立てて撮影することで、手術室に入ってから麻酔で眠りに落ちるまでを、子供達目線で映像化できるというわけです。何テイクか繰り返し、皆で意見を出し合って良いものが出来ました!

編集を経て仕上がるのが楽しみです♪


注:本研究は、先端生命医学研究所主体で行われているものです。

2018年1月9日火曜日

後期研修二次募集について

初期研修医の皆様、研修終了まで後3ヶ月をきりましたが、後期研修先はお決まりでしょうか?

専門医制度の変更に伴い、後期研修にも人数制限が出てしまう世の中となってしまいました。

なりたい科はある、けれどなれない。

後期研修医の採用事情は、一昔前は考えられなかった厳しい状況にあります。

女子医大は専門医に必要な症例を経験できる施設を本院・関連病院で有しており、まだ後期研修医を採用できる枠があります。

麻酔科になりたいけど病院が決まらない……

そんなジレンマに悩んでいませんか?

まずはご連絡を!
現在悩んでいる、という方も歓迎します。

moz@twmu.ac.jp


2018年1月8日月曜日

『パネトーネ』

 年が明けて一週間が過ぎました。

 今回の記事は時間的には少し遡りますが、年末はクリスマスより少し前にあった出来事です。

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 皆さんは、『パネトーネ』が何か、ご存知でしょうか。


 パネトーネとは、「幸せの贈り物」と言われ、イタリア北部に起源をもつ天然酵母(パネトーネ種)を使って作られたパンの王様で、パンドーロと共にクリスマス特有の菓子の一つでイタリアの伝統的な菓子パンの事です。

 イタリアからうちの医局に研修に来られているキアラ先生が、クリスマスが近い事もあり、持ってきてくれました!



 持ってきてくれたパネトーネは、500年ほど前の作り方で、焼き上がりの工程に5日もかかるものだそうです。ふわふわな食感の素朴なお味のパンで、とても美味しかったです。

 底の方はちょっとしっとりして、個人的にはここが一番美味しいなと思いました。
 ふと隣を見ると、底の部分をむしゃむしゃと食べる医局員S先生の姿が。


 おそらく同じ事を思っていたに違いありません。

 控室に、少し早いクリスマスが訪れたのでした。
 キアラ先生、ありがとうございました!



2018年1月1日月曜日

2018年 元日

 明けましておめでとうございます。
 さて、年も明けましてブログ編集担当Kが何をしているかというと……。

 当直ですね。

 いやでも1月1日の当直はいいんですよ。
 例年落ち着いた当直業務になることが多いですから。

 しかも、本日は当直でご一緒させていただいているS先生のご厚意により、夕飯はお節と相成りました。



 ほら、美味しそうでしょう。黒豆も、数の子も、田作りも入っているんですよ。
 海老や魚の煮付けや西京漬け、いくらまで入っていました。豪華wwwww。

 実は朝一から手術がありまして、「なんだか正月っぽくないなぁ」なんて思っていましたが、これでようやくバランスが取れたような感じです。

 今年も頑張ろうと思いました。

 ブログを御覧の皆様、今年も女子医大麻酔科をよろしくお願いします。