2009年10月~2011年2月まで、アメリカはウィスコンシン州のウィスコンシン大学マディソン校に留学させて頂いてました。本来なら、ラボでの生活などを紹介するところですが・・・今回は、休日に実現したNFL観戦の模様をお伝えしたいと思います。麻酔の話は一切、でてきませんが(笑)。
2010年の12月のある日、グリーンベイ・パッカーズ vs サンフランシスコ・49ers を観戦する機会に恵まれました。パッカーズは、アメリカで唯一、一般市民が100%保有しているプロチームなのですが、このチケットを手に入れるのがなかなか困難なようで。。。。聞けば、オーナー市民でも数年待ちになったりするそうです。このプラチナチケットをラボの同僚が地元の友人から数枚もらったということで、(たいしてNFLに興味のなかった私にはもったいない話でしたが)ご一緒させて頂きました。
そもそもウィスコンシン州は、冬の寒さは言葉に出来ないほどなのですが。。。。 季節は12月、州都マディソンからはさらに車で北へ3時間。。。かなりの寒さが予想され、いつにも増して防寒グッズを買い込んで、グリーンベイに向かいました。
ランボー・フィールド スタジアムに開門と同時に入場するファン |
本拠地のランボー・フィールド スタジアムは、気温マイナス20度にもなろうかという土地にありながら、なぜかいまだに屋外競技場・・・つまり、ドームじゃないのです。改修の際にドーム化の話も出たようですが、「市民球団で金銭的に難しいこと」 「こちらは寒さに慣れているが、対戦相手は慣れていない。厳寒の中で戦ってこそ有利!!」などなどの理由から、屋根はつけなかったそうです。
気温マイナス8度。。。耳まで覆えるニット帽が必須。ダウンも必須。 寒さに慣れている地元のファンもカイロを携帯していました。。。 |
地元大学のチアリーダー達。 あまりの寒さにチアリーダーもこんな格好・・・
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チアリーダーは華ですから。盛り上げますよ~。。 |
ハっ!! (笑) |
写真からも、伝わるでしょうか? まぁ、なんせ寒い。。。
球場でビールをなんぼ飲んでも、これくらいの気温には効果がないことを体感しました。
ついでに言うと、日本製のカイロも持っていったのですが、まったく温かくならず。。。カイロの発熱にも限界があるようです。。。
さすがに動きの悪い49ers・・・ パッカーズも試合開始からしばらくは動きが硬い・・・ さすがに寒いんじゃ?(笑) |
試合は、見事、パッカーズの勝利!! 最後まで動きの悪かった49ersとは対照的に、中盤からは水を得た魚のようにいい動きを見せたパッカーズ。やはり寒さを味方につけているのが大きいのでしょうか。ちなみにこの年、パッカーズはスーパーボウルまで制し、QBのアーロン・ロジャースはMVPに選ばれました。彼はこの年から、一皮むけたように素晴らしい活躍を見せるようになります。
麻酔とはまったく関係のない、アメリカンフットボールの観戦記をつらつら書いてしまいました(苦笑)。日本とは比べようもないアメリカでのNFLの人気。そうしたことをこうして自ら体感できたのも、海外留学に行ったからこそ、だと思います。
旅行では経験しえない、生活拠点を海外に移してこそ、感じること、体験できることが多々ありました。留学の話を頂いた時にメリット・デメリットをいろいろ悩み考えたものですが、やはり行かせて頂いてよかったなぁ、と思っています。後輩の先生方にも、ぜひこうした経験をしてもらいたいものです。
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