2019年5月31日金曜日

J-RACE合格体験記


こんにちは、麻酔科Iです。
さて、今回はG先生にJ-RACE合格体験記を綴っていただきました。
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現在練士3年目の麻酔科Gです.

先日当ブログ内でT先生がご報告されていましたが,高知で行われた第一回日本区域麻酔検定試験(Japanese Regional Anesthesia Certificate Examination : J-RACE)を受験してきました.受験の約1か月後に通知が郵送され,かろうじて合格することが出来ました.

T先生に誘われた事が受験のきっかけでしたが,学年が近い若手の先生方や指導医の先生方も多数申し込まれていました.勉強中に疑問に思ったことを多くの先生方に確認出来たことや,みんなで勉強することでモチベーションが保てたことが合格に繋がったのだと感じています.
また,指導医のN先生やT先生が区域麻酔についての勉強会を定期的に開催して下さっていて留学生の先生方と一緒に解剖から最近の知見まで幅広く知識を吸収することが出来ました.


「学習内容を日々の臨床に反映しなければ学習した意味は無い」と以前上級医の先生に指導されたことがありますが,その点では今回の試験勉強は自分自身の臨床に少なからず影響を与えたと感じています.
合格したとは言え,実際の試験内容には自分が知らないことが多数出題されており,現状に満足せずに知識と経験を積み重ねて日々の臨床を頑張っていきたいと思います.

2019年5月24日金曜日

大学院生報告

こんばんは、麻酔科Iです。
本日は大学院に進み研究をされているT先生から、大学院生活の様子を教えていただきました。
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麻酔科専攻医をしながら、博士課程のため基礎教室で研究をしておりますTです。

現在博士課程2年目で、先日病理学会総会にて研究内容をポスター発表して参りました。

一昨年、当科の両教授へ、病理学講座(神経病態科学分野)進学への進学相談をしたところ、快く応援して下さり、研究室の主任教授へその旨をお伝え下さりました。

そのため、現在は麻酔科専攻医のための手術室勤務と、研究とを週の半分ずつ兼任しております。

写真は病理学講座(神経病態科学分野)のS教授に直前チェックを頂いているところと、発表時です。



当麻酔科入局後の進学や、所属研究室の病理学講座へご興味がある方は、是非ご連絡ください。

2019年5月17日金曜日

2019年度 医局説明会 開催決定


麻酔科医局員Hです。5月半ばに入り、今年度入局の先生たちも仕事に慣れてきたようです!腎移植や小児麻酔など専門性の高い麻酔もしっかりこなしています。これからの成長がさらに楽しみです。
さて、今年度医局説明会の日程が決定いたしました。今年は2回に渡って開催予定です。
どちらかの参加、もしくは両日参加も大歓迎です!!
1回は参加人数によって開催場所や内容変更の可能性があります。
2回の説明会は人数に限りがございますのでお早めに下記までお申し込みください。

☆第1回 医局説明会☆
日時:615日(土)12時頃~
場所:東京女子医科大学病院内 もしくは近隣レストランの可能性あり
内容:昼食をとりながら入局後の流れについて説明
説明会の前後に院内の見学を検討しています

☆第2回 医局説明会☆
日時:728日(日)12時~ 2時間程度
場所:神楽坂のイタリアンレストラン
内容:イタリアンのランチコースを食べながら入局後の流れや心臓麻酔研修、ペインクリニック研修、ICUや大学院、留学など各分野についてご説明いたします。

問い合わせ先
女子医大麻酔科医局 <ikyoku.ac@twmu.ac.jp

ご参加希望の方は お名前、希望参加日程、職歴を記載の上メールにてご連絡ください。
早退や遅刻の参加も可能ですのでご相談ください。
たくさんのご参加を医局員一同お待ちしておりますーー!!

2019年5月8日水曜日

J-RACE受験記

こんばんは、麻酔科Iです。
今回はJ-RACE受験記をT先生にお願いしました。


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麻酔科Tです。

4月末に高知で行われた第六回区域麻酔学会の際に、第一回日本区域麻酔検定試験(Japanese Regional Anesthesia Certificate Examination : J-RACE)が施行されました。

当科でも多くの区域麻酔好きの医局員が受験して参りました。

写真は試験後に、皆でカツオ料理を食べながら、打上げランチしてるところです。





今回受験者はおよそ570人と、多くの麻酔科医が高知に集まり、試験会場は異様な緊張に包まれておりました。

初回という事で過去問が存在しないため、試験対策には学会推奨の問題集や資料集を用いて、勉強しました。

実際の試験は、150分100問のマークシート選択形式で、ペインクリニック領域も含む、幅広い知識が問われる出題でした。

悪戦苦闘していると、あっという間に終了時刻になり、解答用紙回収となりました。

今回の試験勉強を通して、解剖学、薬理学、エコー装置や刺激装置、患者因子による生理学的な変化など、区域麻酔に関わる項目を系統的かつ網羅的に学ぶ良い機会となったと思います。

そして、今後の勉強継続の課題にもなりました。



また、当科では、B-Braun社主催のフランクフルト大学整形外科病院への短期研修の参加や、ESRA、ASRAなどの海外学会へ参加されている先生もいます。



写真は2018ESRA in Dublinです。
フランクフルト大のケスラー教授と、QLBのボルグルム先生、そしてフランクフルトブロック研修に参加した当科の先生方です。

区域麻酔に興味をお持ちの研修医の先生方は、医局宛に気軽にご連絡ください。