2013年12月9日月曜日

錬士1年目の登竜門


すっかり冬らしくなり、肌寒い毎日が続いてきました。毎朝布団の誘惑に負けそうな毎日が続いている錬士Kです。

 

先月金沢で臨床麻酔学会が行われました。

今回はそのご報告をさせていただきます。

 

医局のご厚意により錬士1年目は日本麻酔科学会に全員参加させてもらえます。そこで偉大な先生方や先輩麻酔科医の素晴らしい発表を見学し、後に来る自分の番に備えます。そしてデビュー戦は秋にあるこの臨床麻酔学会になります。

 

今回は錬士1年目から4人が発表することができました。

 

1人目はT先生。



「メトクロプラミドを契機とした錐体外路症状を呈したと思われる周術期ドロペリドール投与例」初めてのポスター制作で悪戦苦闘されていましたが発表は堂々とされていました。

 

 

2人目はO先生。



「スガマデクス投与後に突如心静止をきたした症例」

使用頻度の高い薬の合併症についての内容で会場は興味深々という雰囲気でしたが、ホテルの自室にポスターを張り、ぎりぎりまで練習していた効果もあってか本番はビシッと決めていました。

 

3人目はK先生



「マッキントッシュ型喉頭鏡とビデオ喉頭鏡による気管挿管の生体力学的検討」発表は緊張でたどたどしかったですが視点が面白いと内容は好評でした。

 

4人目はO先生。他の3人はポスターでしたがO先生は徹底討論のセッションで発表されました。

 

「重症ASを合併した妊婦の帝王切開周術期管理」

症例は全身麻酔でやるか脊髄くも膜下麻酔でやるか大変難しいところで、討論は白熱していましたが堂々と受け答えされていました。

 

学会の後はもちろん…

 

 

指導してくださった先生方と金沢の料理を囲んで女子会

 





兼六園にてお茶を堪能。

 

このデビュー戦をみんな無事乗り越えることができました。

金沢の料理と観光で羽を伸ばしながらこれからもどんどん学会で発表するぞと心に誓ったのでした。

 
錬士K

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