バルセロナ・・・スペインでは首都マドリードに次ぐ、第二の都市。
人気の都市ですから昨年のパリに負けず劣らず、今年も多くの医局員が演題を持ち寄りました。
アメリカ麻酔学会に比べるとやや規模が小さい印象がありますが、演者のつたない英語でも許してくれるような雰囲気があります。私の勝手な印象ですが・・・。やはりヨーロッパ内の、英語を第二外国語としている国からの参加者が多いからでしょうか。とはいえ、もちろん、スペイン人やフランス人の話す英語のほうが、私の英語よりも断然上手なのですが。
こうした国際学会に来ると、普段、自分たちが日本国内で行っている臨床なり研究なりが、世界のなかの one piece なのだという感覚を覚えます。つたない英語ながらも、世界の麻酔科医たちと共通の話題について議論できる。これは、私達が麻酔科学というものに携わっているからこそなのですね。こうした感覚は、国内の学会に参加しているのではなかなか得られないものです。
若い学年の先生達は、こうした経験をどんどんしてほしいものです。
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