バルセロナ報告（ESA・EACTA）

　おはようございます。練士Kです。毎週月曜日に行われている方の医局会の内容をアップします。総合医局会とは違って、朝の症例前に行われるのがこの月曜医局会です。

　発表する方も聞く方も朝一の手術を担当している麻酔科医は気が気じゃないのですが内容が多い日は麻酔の準備をするのにかなり厳しい時間まで食い込むので、朝一早い時間に入室する麻酔科医は最後まで聞けなかったりします。

　そんな医局会で、今回バルセロナで行われた麻酔の学会に行かれた先生のうち３名の先生からバルセロナでの活躍をお聞きすることができました。

　参考までにバルセロナの位置を地図で調べてみましたが、いやはや遠いですね。この距離を飛行機に乗って旅した上に学会発表なんて凄いタフじゃないとできませんよね。DVTも怖いですね。

　K田先生はセボフルレンで麻酔をかけた際に、BISやSEが示すものが何なのか、という発表を。

 

K川先生はグレン手術におけるSpO2の呼吸性変動と術後挿管期間などについての発表。

 

 

　IW田先生は自己血内の凝固因子についての発表をされていらっしゃいました。

 

 

　もちろん、折角バルセロナに行ったということで観光もしたというスライドも見せて下さいました。サグラダファミリア、パエリア、そして海外の縦列駐車の異様さなどをみなさんで語ってくださいました。皆さんすごい体力です。

 

 

 

　朝の短い時間で急ぎでしか話が聞けなかったのが少し残念でしたが、海外発表の雰囲気を感じることが出来ました。僕もいつか行く日が来るのでしょうか？

 

　最近日本で働いているだけでも息切れしかねない練士Kでした。

シリンジポンプ勉強会

毎週恒例、今週の朝の勉強会のテーマは、テルモさんからのシリンジポンプと輸液ポンプについての説明会でした。

オペ室で大活躍のシリンジポンプ。使いこなしている気でいましたが知らないことも多々！面白かったです。やはり使う機械は仕組みを知ることが大切ですね

シリンジポンプについては圧力のかかり方から閉塞解除の方法から押し子の性質まで。
個人的に“押し子(おしこ)”という名前がかわいくて気に入りました。

輸液ポンプの仕組みも初めて知りました。ポンプで輸血できる理由やら付属品の役割も理解してすっきり。

 

 

 

下の写真はテルモの新しいシリンジポンプだそう。

 

とってもかっこよくて、点滴架台への装着がものすごく簡単！採用されるように期待しています。

 

 

朝の勉強会は7時からと早めですが、早起きは三文の徳。

とても勉強になりましたし、軽食のサンドウィッチがおいしいし、なんといってもテルモの担当者さんが爽やかイケメン！眠気もふっとびましたね

 

 

雨の多い季節ですが、心はお天気の錬士Hでした

ヨーロッパ麻酔学会(バルセロナ スペイン)報告会

　女子医大麻酔科では月曜朝7:30から15分ほどから中央および西のICU報告、ペインクリニックの報告と通常業務関連の連絡が行われます。

　6月17日の朝の医局会ではいつもの内容に加えて6月1日～6日のバルセロナで開催されたヨーロッパ麻酔学会に参加してきた先生方による報告会が行われました。

　まずは尾崎教授！

 

　海外の著名な先生方とdiscussionする尾崎先生


　続いてN.M先生の発表ポスターの説明

 

　3人目の発表者は日麻の産科麻酔部門ポスターの最優秀演題でおなじみのN.K先生

まずはESA会場周辺の様子から。とっても天気が良かったようです。

麻酔の歴史展示ではかつて(今も？)使用された機器を見ることができました。

優秀演題のポスターの前で。今回はしわ一つ無いポスターでした！
そしてスペインを楽しんで来たようでした。

おいしそうですね♪

言わずと知れたガウディのザグラダ・ファミリア
今回は学会期間中、日本で留守を守っておりましたが、いつかは海外学会に参加したい錬士Sでした。

Anesthesiology News - Perioperative Approach to Patients With Opioid Abuse and Tolerance

SSUE: JUNE 2013 | VOLUME: 38:6

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Perioperative Approach to Patients With Opioid Abuse and Tolerance

by Benjamin Vaghari, MD, Jaime L. Baratta, MD and Kishor Gandhi, MD, MPH, CPE

All anesthetic and analgesic plans can be divided into preoperative considerations, intraoperative management, and postoperative recovery and analgesia. For patients with known or suspected opioid abuse, this strategy is no different.

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 Perioperative Approach to Patients With Opioid Abuse and Tolerance

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Anesthesiology News - Perioperative Approach to Patients With Opioid Abuse and Tolerance

外科的気道確保

本日は晴天なり

スミスメディカル社の方から外科的気道確保の勉強会を開いていただきました。

緊急時にしか遭遇できないので、その場面に備えてミニトラックやクイックトラックなど

を人形で練習しました。

これで練習はばっちり！（出来ればこれをやる日がこないでほしい…）

続いて研修医向けに挿管の講習会が開かれました。

やる気のある研修医君たちで大盛況！

みんな真剣に取り組んでいていい勉強会になったかな。

練士Ｋ

ヨーロッパ麻酔学会＠バルセロナ スペイン

6月1日～6日　スペイン　バルセロナで開催されたヨーロッパ麻酔学会に参加してきました。

バルセロナ・・・スペインでは首都マドリードに次ぐ、第二の都市。
人気の都市ですから昨年のパリに負けず劣らず、今年も多くの医局員が演題を持ち寄りました。

 



 

 

 

アメリカ麻酔学会に比べるとやや規模が小さい印象がありますが、演者のつたない英語でも許してくれるような雰囲気があります。私の勝手な印象ですが・・・。やはりヨーロッパ内の、英語を第二外国語としている国からの参加者が多いからでしょうか。とはいえ、もちろん、スペイン人やフランス人の話す英語のほうが、私の英語よりも断然上手なのですが。

 

 

こうした国際学会に来ると、普段、自分たちが日本国内で行っている臨床なり研究なりが、世界のなかの　one piece　なのだという感覚を覚えます。つたない英語ながらも、世界の麻酔科医たちと共通の話題について議論できる。これは、私達が麻酔科学というものに携わっているからこそなのですね。こうした感覚は、国内の学会に参加しているのではなかなか得られないものです。

 

若い学年の先生達は、こうした経験をどんどんしてほしいものです。

 

 



総合医局会

6/8に総合医局会が行われました。

 

 

まずは新しく導入されたPCAのお話。F先生から指導して頂きました。

なかなか使い慣れてないということもあり、つなぎ方の間違いさがしでも頭を悩ませてしまいます。術後鎮痛の大事な役割を担っているので習得は必須です。

 

 

　続いてはM先生による抄読会でアカゲサルを用いた脳の成長期にケタミンがアポトーシスを増やすかという論文でした。詳しい内容は割愛させてもらいますがアカゲサルの脳の成長時期が胎児期だとは知りませんでした。周りの世界を見ずして脳が成長していくなんて不思議な話ですね。

 

 

 

S先生もびっくりのこの表情

 

 

 

練士K