2012年11月17日土曜日

防災訓練

2010年3月11日14時46分
どこで何をしていましたか?

東京都新宿区の当院の手術室でも大きな揺れがありました。
あれから・・・防災訓練に対する意識が変わったのではないでしょうか。

今日は手術室防災訓練

地震発生とともに昼でありながら一瞬で真っ暗になる手術室
心臓外科、消化器外科、など多くの科が手術中
心臓外科の部屋では人工心肺離脱の瞬間
脳外科のMRI部屋ではawake craniotomyの真っ最中
物が散乱する廊下、廊下に居る病院スタッフの傷病者
・・・
訓練でありながら本当の災害だったらと思うと、緊張の連続でした。
問題点や今後の課題なども挙がり大変有意義な訓練でした。
本当に起きないことを願いつつ。

暗闇の手術室

2012年11月15日木曜日

野村杯(ゴルフコンペ)

11/11いわゆるポッキーの日(古い?)に毎年恒例の野村教授を囲んで
ゴルフコンペ、いわゆる野村杯がありました。
 
野村先生は心臓麻酔専門医試験の監督で、開会と閉会の辞のために2往復して
くださいました。忙しいです!
 
今回で24回目、参加者はなんと60名ほどと大きなコンペになりました!
場所は竜ヶ崎GC。
天気は雨が心配されたんですが、天候にも恵まれて、難コースに苦戦しながらも楽しくプレーできました♪
 
1位は医療錬士のS先生! 優勝賞品はiPad miniでした〜♪ 
おめでとうございます!!
ちなみに僕もなんと4位に入賞できまして”ディズニーペアチケット”
をゲットできました♪
 
来年は4月に栃木で行われるそうです!
毎年、参加者が増える野村杯!来年も楽しみです〜!
 
野村教授を囲んで

S先生、優勝おめでとうございます!

臨床麻酔学会に参加して

練士1年目のK井です。

日本臨床麻酔学会学術集会が2012年11月1-3 日に開催され、ポスター発表をしてきました!
初めての発表でとっても緊張しましたが、医局員の先生方に見守っていただきなんとか無事に発表できました。
 
夜は温泉でリフッレッシュ♪
お酒もおいしかった~!
男だけの夜、楽しかった〜!
 
学会は勉強にもなったし、気分転換もできたしで充実した3日間でした☆
発表を温かくサポートしてくださったM岡先生はじめ共同演者の先生方、
ありがとうございました。
 
初めての発表

緊張の後の温泉は最高!
 

2012年11月14日水曜日

2012年 麻酔科忘年会!!

毎年恒例の忘年会!
 
今年もフォーシーズンホテルで開催です。
いろいろあった今年も飲んで騒いで、忘れてしまいましょう!
 
正直言って、初めて出席した時にはその規模の大きさにびっくりしたものです。
興味のある初期研修医の皆さんも、お誘い合わせのうえ、ぜひいらしてください、


 

 1. 日時      128日(土曜日)18 開宴 (1730分受付開始)

 2. 会場      フォーシーズンズホテル椿山荘 1F ウィステリアルーム
          〒112-8667  東京都文京区関口2-10-8  TEL 03-3943-2222  
          http://www.fourseasons-tokyo.com/

 3. 会費      医師     17000円 
          コメディカル 8000
          初期研修医,学生 無料


   連絡先
 E-mail ikyoku@anes.twmu.ac.jp
                   TEL   03-3353-8111(内線39311


患者さんからの「ありがとう」

最近、術前診察などで患者さんから

「手術も大事だけど、実は麻酔も大事なんですってね。テレビで以前、やってました。」

「麻酔の方が怖いから、ちゃんと麻酔科の先生がいる所で手術しなきゃいけないんですよね。」

「私、いろいろ病気を持ってるから麻酔も大変でしょうけど、よろしくお願いします。」

などと言われることが増えてきたように思う。
こういう言葉を患者さんから聞くと私程度のキャリアでも、時代は変わったなぁ、と思わずにはいられない。




・・・・もう10年も前になる。

当時、小児科研修医だった私は、気まずい思いを抑えてやっと、あるオーベンに「来年から麻酔科に転科する」ことを伝えた。まったく予想していたなかったオーベンは、ずいぶんと驚いて残念がってくれたものだが、その時に次のような事を言われた。


「小児科から他の科に変わるのはいい。でも、なぜ、麻酔科だ? 

 あんな、患者さんに感謝されない科はないだろ? 

 患者さんが退院する時に感謝するのは、外科医に対してだけだ。

 僕たちが働いているのは、感謝されたいからが全てではないけど、それは大きな原動力だ。

 感謝が素通りしてしまう科で、その後、ずっと、働いていけるのか?」


・・・そんなアドバイスにも耳を貸さず(苦笑)、麻酔科として働きだしたわけだが、当時の私の実感はやはり 「感謝の素通り」 だった。患者さんのところへ回診に行っても「医師」とは認識してもらえず技師か看護師と間違えられていたりしていた。麻酔管理は(どんなに苦労しても)うまくいって当たり前、クローズアップされるのはなにかトラブルがあった時だけ。

「患者さんが麻酔科医の働きを認識したということは何かトラブルがあったということ。
 一番いい麻酔は、患者さんに覚えてもらわず何事もなかったようにすること。」

指導医の言うことはもっともであったが、それはそれで正直、やりきれない気持ちを抱えながら働いていたように思う。


その後、麻酔科医がドラマや本で取り上げられたり、麻酔科学会の啓蒙活動などが根気強く続けられたことが、やはり功を奏しているのだろう。明らかに、患者さんの「麻酔」に対する理解が少しづつではあるが深まっているように思う。

それは、最初に挙げた患者さんとの診察時の会話でもわかる。
また術後に、単純に「ありがとうございました」と言ってもらうこと自体、以前よりも増えたのではないだろうか。

感謝されたいからが全てではもちろんないですが・・・・

最近の「ありがとう」と言ってもらえる傾向は、素直にうれしいと思う今日この頃です。











2012年11月11日日曜日

11月総合医局会

今月の医局会

まずは、American Society of Anesthesiologists (ASA)後演会
今年はワシントンで開催されました。
当科からは7つの演題がありました。その報告会です。
プレゼンするまじめな表情。貴重なプレゼン中の動画も。
そして、みんなの良い笑顔。


尾崎教授からも興味深いお話



抄読会はK先生とY先生。紹介した論文は、
Effects of Perioperative Oxygen Supplementation on 30-day Surgical Site Infection Rate
in Abdominal, Gynecologic, and Breast Surgery
術中の酸素濃度がSSIに影響を与えるのか?
これまでにいろいろな報告があるようですね。
我々の麻酔管理が長期予後に与える影響は如何に。



左から、尾崎教授、発表中のK先生、指導医Y先生
そして、
Cleaveland Clinic、Department of Outcomes Researchの
Andrea Kurz先生のご講演。
抄読会での予備知識と共に~麻酔管理とOutcome。 
その薬が、その麻酔方法が・・・予後に関わると考えると、身の引き締まる思いです。


Andrea先生と尾崎教授
さて、来月12/8(土)はお待ちかねの麻酔科忘年会!!
その前の総合医局会もお忘れなく。

心臓麻酔のキホン(パワフルラーニングプログラム)

当院では新生児から成人までを対象に多くの心臓手術が施行されている。
CABG、弁置換、弁形成、大血管(ステント・人工血管置換)、等など・・・
そしてEVAHEARTや心臓移植も。
また、IABP補助下の肝切除術など、心機能が極度に低下した患者さんの非心臓手術も多い。

さて、患者さんの命を守る麻酔管理は??

重症例を担当する機会が増えてきた若手練士(後期研修医)を対象に、当院心臓麻酔を
牽引する我らがS先生に特別講義をして頂いた。

あっという間の1時間の講義。
S先生、この続きもよろしくお願いします。

ゲリラライブ始まります!!

野球大会 主将よりメッセージ!

大学生の頃は、毎日のように部活に行き、みんなで汗かいて、笑って、泣いて、飲んで。
あの頃が懐かしい。私は東医体でしたが、それを目標に毎日必死になっていた。

まさか、それがもう一度経験できるとは・・・

麻酔科医になって初めて知ったことだが、麻酔科医による野球大会が存在する。
参加校は関東周辺の大学麻酔科15校。その日ばかりは各大学の威信をかけ、
総勢約200人以上の麻酔科医が埼玉にある野球場に集合する。
東京女子医大も男女混合チームを作り、各自バッティングセンターなどに練習に
行き、この日を迎えた。

白々しく夜が明ける前から集合し、会場入り。
気合いは十分。
一回戦の相手から全力でいき、勢いをつけてその次の戦いへと意気込んでいた。

天気はあいにくの雨。
しかし、体からほとばしる熱気のために寒くなんかない。
円陣を組み、久しぶりのエール。
「オレたちは強い。ぜったい勝ーつ」

結果から言おう。3−6で、負けた。

相手は優勝常連校。こちらは野球経験者数名の男女混合チーム。
しかし、全力で真っ黒になるまで戦った。熱い雨が、頬から流れていた。

こんな熱い野球大会が、毎年繰り広げられています。
皆さん、来年は勝ちに行きましょう。

2012年11月5日月曜日

マレーシアより 再び



マレーシアに臨床留学中の練士のOです。
早いもので、もう11月ですね。
日本はもうすっかり秋かと思いますが、いかがお過ごしですか。


さて、今日は初めて行ったカテ室の写真です。

なぜか水族館のように怪しく青く光るカテ室に驚きましたが、
カテ室ナース曰く 「青い方がロマンティックでしょ~」 だそうで??

ムスリムのナースは写真のようにカテ室・オペ室用のスカーフをかぶって勤務しています。
もう見慣れましたが、異国情緒ただよう光景ですよね。