マレーシアに臨床留学中の練士 Oです。
先月、渡航しましたが、ついにツインタワーの近くに住居を見つけました。9月末は、ほぼ見学ですが、オペ室で勉強させていただき、昨日から症例があたるようになりました。
マレーシア初麻酔初日は、小児VSDとCABG2件の縦3でしたが、1件目9時入室で、3件目退室が19時前で、よくわからないうちに全て終わっていた感じです。胸骨が閉まると、即部屋が片付けられベッドが運びこまれ、外科医がベッドに挟まれて皮下を縫う姿がおもしろかったので写真をとってみました。
驚くことばかりの毎日です。
初症例がついた前日には、なんとプレメディに8時間を要しました(笑)‼
実は紙カルテを使うのも初めてなんです) カルテの手書きの字が読めないし、読めても意味がわからないし、わかってもなんだかよく理解できない、と言った具合です。
写真の患者さんはひもで挿管チューブが固定されています。宗教上からか、男性はほとんどひげ面で、特に剃ってくれとも言わないみたいで皆もじゃもじゃです。しかたがないのでひも固定です。しかし、この患者さん、MICSで本当はダブルルーメンのはずだったのですが、さすがにダブルルーメンでひも固定は心配ですよね。
外科医も麻酔科医もナースもみんなとっても優しくて陽気で気をつかってくれてありがたい限りです。が、それ以外に友達がいないのはさみしいものですね。一年立つ前に孤独死しそうです。
明日もCABG2件+MVRの縦3です。
びっくりですね!