2019年9月26日木曜日

Advanced PTEeXAM合格体験記

連投です、麻酔科Iです。
7月にNBE Advanced PTEeXAMを受けてきまして、その体験記を書こうと思います。

昔は受験のために海を渡らなければならなかったようですが、現在はCBTで東京か大阪で受験できます。自分で会場を予約するので、受験決めて金振り込んでから放置してると会場が埋まっちゃって危険です。

8時半に集合し、メガネまでチェックされるセキュリティチェックを経て試験会場へ。
東○ハイスクールの自習室を彷彿とさせる作りで、なんか集中できそうです。隣の席との間にパーティションもあるので、気になりません。

英語の説明文やら操作チュートリアルを終えるとすぐに試験開始、40問54分×5セット。動画は止めたり何度も再生したりと操作性はかなり良かったです。画像1発、もしくは連問の臨床問題が多くて、ちょこちょこ原理もあって、の繰り返しでした。
全体で休憩時間15分しかないので昼食をとる余裕はなさそうです。
13:30過ぎに終了。

出題された問題を共有することは禁止されてるらしいので詳細は伏せますが、満遍なく出るのと、実臨床で出会う頻度順に問題数も多い印象で、臨床の現場で見てれば答えやすいかなという印象でした。JB-POTより素直な問題が多く、問題数が多いのでミスしても薄まります。日本語での知識があればあとは英語に変換するだけなので、JB-POT未受験ならばまずは日本語の教科書で知識を整理した方が早いかもしれません。
その上で、自分はこの本で勉強しました。

Clinical Manual and Review of Transesophageal Echocardiography Third Edition


最近改定された最新版です。満遍なく、体系的に英語で学べるのでおすすめです。

日本心臓血管麻酔学会参加レポ

ご無沙汰しています、麻酔科Iです。
先日京都で行われました、日本心臓血管麻酔学会 第24回学術大会のレポートです。

心臓麻酔のあれやこれやを聞いてきましたが、知識のアップデートはもちろん、自施設と他施設でのプロトコールやストラテジーの違いに着目しているととても楽しめました。
「近未来のTEE」であるVector Flow Mappingの講演も意気込んで参加しましたが、ほぼ理解できなかったので笑、おとなしく論文読みます。渦が大事...?

ポスター演題を2題発表してきました。デジタルポスターなので印刷の必要もないし、pptスライド形式だったのでレイアウトに悩むこともなくなりました。昔のいわゆる「ポスター」形式で紙に印刷して、なんてのはどんどん廃れそうですね。見にくいし。
発表に関しては、当院に負けず劣らずのしょっぱい(注:臨床的に重症な)症例報告を近しい学年であろう先生方が報告されていて、みんな頑張ってるんだなーと、励まされました。